Feathery Instrument

Fine Lagusaz

蒼い旅

「それにしてもすごい人数になったよね」 「それもそうね」 ウィルは笑いながら前のケイ達を見ていた。 「なんか安心できるわ、こういうの」 「兄さんが不安だよ。興味のあるもの見たら何処かへ・・・」 「おっと、こんな植物見た事ねぇな。タナトス知ってるか?」 「・・・わからない」 「何の植物だろう?僕見てくるよ」

駆け出してして行った僕の背中を見送ったウィルはすぐ横を歩いているフィールを見た。 互いに同じことを考えていたのか目が合うと笑った。

作品に戻る