Extreme World

用語解説

「詠唱」

魔術を行使するための手順を指す言葉。
多くは言葉を使ったもので、ごく少数だが身体の動きで行う者もいる。
詠唱の方法が多岐に渡りイメージが掴みにくいが、エーテルに自分のやりたいことを伝える行為全般と解釈すると良い。

「圧縮詠唱」

魔術を行使するのに重要な言葉だけを抜き出して、詠唱の台詞や動作そのものを短縮する。
威力や効果に影響はない。

「簡易詠唱」

詠唱の台詞や動作を簡単なものに置き換えて、詠唱を短縮する方法。
威力や効果は低下する可能性がある。

エーテル

このゲームがエクストリームであるために必要不可欠な粒子。
詠唱や魔法陣などを使ってエネルギーを取り出したり、事象を引き起こす。

「攻城戦」

城を単位にして行われる領地争奪戦。
複数ギルド対複数ギルドの戦いで、一定時間内に規定のkill数に達するか、相手の城を破壊すれば勝利となる。
城の破壊は滅多に無く、たいていはkill数の勝負。

  • 死亡時の復活場所
    • 転送装置所持の場合は自拠点。
    • 所持していない場合は味方に運んで貰う。
      • 転送装置はギルドに所属すると貰える。
  • 勝敗の優先順位
    • 拠点制圧>kill数
  • 拠点制圧の基準
    • ギルドマスターを倒すこと。

「ギルド」

アイテム交換や初心者の育成、情報交換の場として使われるプレイヤーの相互支援組織。
特に必要な条件は無く、誰でも手軽にギルドを作れる。
このため、ギルドが乱立する傾向があるが、運営力のないギルドは活動が止まり、自動的解体される。
多産多死といえる。

ギルド自体も同盟関係を構築することが可能である。
大規模な攻城戦はギルド同盟同士の戦いになる。

ギルドはそれぞれギルド城と呼ばれる拠点を持つが、城に限らず移動タイプのものまで様々存在する。
基本的には建物であり、周囲の土地がそのギルド固有の土地。
攻城戦時のみ移動拠点を用いるギルドも存在する。
ギルドリスト

「パワードスーツ」

防御力と筋力の増強を目的とした強化外骨格、動力源はエーテルもしくは電力が主流。
大型の武器を使用する際に併用される。
通常の防具より突破力が高いため、前線の切り崩しなどに用いられる。
稼働時間の問題があり扱いが難しく普及率は低い。

「ロビー・街・フィールド」

場所はロビー、街、フィールドの3つで構成されている。
ロビーは空中都市内部に設けられていて、そこから各街やフィールドに転送される。
街には各種店や宿泊施設のほかに各ギルドの集会所がある。
街並みは様々で中世ヨーロッパ風から現代の東京、近未来風までさまざま。
防壁に囲われている点を除けば見慣れた街並みが広がっている。
フィールドは極寒の地から南の島、洞窟まであらゆるものが存在する。
そのフィールドの環境に適したモンスターやNPCが存在し、独自の生態系や経済を構築している。
プレイヤーはその中でモンスターの狩猟や捕獲、NPCの依頼などを請け負う。
ロビー・街・フィールドリスト

「クエスト」

基本的にはNPCが出しているが、プレイヤーもクエストを依頼することができる。
クエストの内容は特定のモンスター狩猟から夫婦げんかの仲裁まで存在する。
ここにプレイヤーのクエスト依頼が加わる。

「職業」

剣士
近距離戦を得意とする。攻城戦においては突撃し道を開く。使用武器は刀剣類全般。
銃剣士
銃と剣の両方を扱いこなせる職。攻城戦では撹乱や陽動を担当することが多い。どちらをメインアーム、サブアームにするかで戦い方がわかれる。アリウムは剣をメインアームにして、銃をサブアームとして使っている。使用武器は小型の刀剣類、中威力までの銃器類。
狙撃手
遠距離戦を得意とする職。攻城戦においては味方の突撃路の維持や追い撃ちの役割を持つ。使用武器は銃器類全般。
魔術
このゲームで唯一、魔術の使える職。攻撃から支援まで幅広く活躍する。多すぎても、少なすぎてもダメなきわどい職でもある。使用武器は杖、本など。
竜騎士
飛行ユニットであるドラゴンを操る職。ゲーム内で唯一、空中戦を行える職であり、花形でもある。竜には生体の竜と機械の竜の2種類が存在し、それぞれ特性が異なる。
→竜
生きている竜。大型でHPと攻撃力の高さが特徴、機動性は低い。拠点攻撃や輸送に活躍する。
機竜
機械の竜。小型で攻撃の多さと機動性の高さが特徴、HPは低い。竜の護衛や歩兵の支援などから、制空権確保などに活躍する。
機兵パイロット
ヒト型兵器「機兵」のパイロット。
機兵
ゲーム中数少ない地上戦力。基本はヒト型だが可変機構を有するものもあり、バリエーションは多岐にわたる。

「種族」

プレイヤー本体の種族関係なしに選べる。
が、基本的にはデフォルトで割り当てられた種族を選ぶ傾向あり。

人間
プレイヤーが人間の場合、デフォルトで割り当てられる種族。身体能力、精神力のバランスが良く、全職に対応している。
獣人
獣耳や尻尾を有する人間。顔のデザインを動物に近づけたタイプも存在する。身体能力面でやや人間に勝る傾向がある。基本的には人間と変わらない。
エルフ
人間に比べ体力が劣るが瞬発力や精神力が遙かに高い種族。全職に対応はしているが、魔術師と相性が良い。エルフの銃剣士や剣士は一撃離脱や連続攻撃を得意とし、恐れられている。
自動人形
プレイヤーがアンドロイドの場合、デフォルトで割り当てられる種族。魔術師以外の職に対応している。身体能力が全体的に高く、精密動作も得意とするため、銃剣士や狙撃手が多い。

「感覚フィードバック」

ゲーム内の感覚はプレイヤー本体にフィードバックされる。
ゲーム内で頭を撫でられたら、プレイヤーもその感覚を味わうことになる。
痛覚なども含めてすべての感覚がある。
一部の感覚には上限が設けてあり、精神や脳に影響が出ないようにされている。
基本技術は仮想情報空間と共通する。
感覚フィードバックをオフにするプレイヤーもいる。

魔術

原理の違いはあれど、俗に魔法魔術と呼ばれるもの。
エーテルに一定の方法で干渉し、現象を引き起こすことを指す。
エーテル濃度に左右され、濃度が高ければ高度な魔術が使えるが、低下すると使用できる魔術は制限され、ゼロになると魔術は使えなくなる。