アルファ星系第四惑星原生生物『Free Style』のこと。
水泳の自由系が語源で、自由に形態を変化させることからこの名がついた。
初期はアメーバ状の生物で好戦的な生物ではなかった。
グングニルの乗員が地表調査に降りた際、誤って発砲したことから交戦状態に陥る。
地表での戦闘、グングニル内の戦闘を経て絶滅したとされる。
情報を交換するのではなく、融合して共有する仕組みのため、個体の独立性は極めて低い。
人間との戦いの中で融合はせず、電波を使った情報の共有が行われるようになった。
融合のほか、模倣も行う。
接触した初期の頃は不定形型のみであったが、戦闘が進むにれて種類が増えた。
が、融合と分離を繰り返し、最終的には不定形型と射撃型、全体を統括する指示型FSにわかれた。
FSは個体の壁を乗り越えて全体で一つのように振る舞う。
指示型も個体(身体)としては独立しているが、論理的には繋がった状態であると考えられる。
TFSの酸素によって、他のFSが滅んでから指示型が出現していることから、他のFSが持っていた情報全てを持っていた可能性が高い。
戦闘の際、体組織を激しく損傷させてしまったため、検証はできてない。
関連項目: カシス