設定資料

知性プログラム

概要

ボディを持たない電子知的生命の総称。
ボディ及びAI本体が物理的に消失し、論理的部分のみネットワーク上に存在するもの。
大バベル、オルタと言ったものも含む。

「元アンドロイド」を除いた知性プログラムは、ボディを制御する機能を持っていない。
これは知性プログラムがネットワーク上にのみ存在するから。

大バベル、オルタについてはウエ紙氏の「人体視願/ヴィイ」を参照。
http://project.hacca.jp/

生態について

通常の生物と異なり、食物を摂取することはないが、外部から情報を取り入れることで自我を維持していると推測される。
彼ら(?)はネットワークに繋がっているあらゆるコンピュータを住処とし、自身に関するプログラムを処理させている。
脆弱性のあるコンピュータを探し、割り込んで利用することもあれば、ユーザ及び管理者と交渉して利用することもある。
後者を間借りと呼ぶ。

人間の対応について

知性プログラムの多くは人間に対し、実害はないが、コンピュータ及びネットワークリソースを浪費することが問題視されることがある。
仮想情報空間管理者知性プログラムとの共存方針を打ち出しているが、企業によってはマルウェアと分類し、排除する方針をとっている。
一般的な人々にとっては、仮想情報空間に棲息する変わった生物という認識のようだ。

現在確認されている種類

ワイヤード・フィッシュ
魚の形状をした知性プログラム。人魚の形を取ることもある。
ワイヤード・エンジェル
天使の形状をした知性プログラム。広義では悪魔も含むようだ。
ワイヤード・フェアリー
妖精の形状をした知性プログラム。妖精の定義が広いため、多くの知性プログラムはこの分類とされる。