サイバースフィア-仮想情報空間緩衝領域

サイバースフィアと仮想情報空間の間に設けられた緩衝領域。

サイバースフィアを経由した仮想情報空間の場合、実体化に必要な情報(主に身体)を分離して、仮想情報空間への負荷を減らす役割を果たす。

仮想情報空間を経由し、サイバースフィアに接続する場合、緩衝領域に到達すると同時に身体の情報化が行なわれ(サイバースフィア接続用の端末が必要)、サイバースフィアを経由した実体化を可能とする。
サイバースフィア用の端末が無い場合、サイバースフィアを経由して異世界に行くことはできない。

サイバースフィアと仮想情報空間の特性の違いを無くすための苦肉の策といえる。

安全策はいくつも講じられているが、実体化に関する情報の分離と結合を行なうため、サイバースフィアから仮想情報空間へ接続する例は少ない。