『観客席』

「なんか、あのクランのスコアすごいね]

「メンバーは3人だけなんだろ。どれだけスペック高い連中なんだろうな」

「さぁなぁ」

「お、スコアの伸びがよくなったぞ」

「ペースから言えば、さっきまでだってトップクラスだったのに?」

「この調子でいくと最高スコア更新かもしれないな」

「これで更新されたら後、十年は塗り替えられないだろうな」

「何見てるの~?」

「SSとかいうクランのスコア」

「あー、お前はそこを退け。そして、彼女に譲れ」

「へいへい、外野はすっこんで二度目に挑んできますよ」

「グッドラック」

「にやけた顔で言われても気合い入らんね。ああ、嫉妬を怒りに超えて立てよ俺」

「わけわからないこと言う暇があればさっさと行ってこいよ」

「そこの野次馬連中で道連れ希望は? ・・・・・・よし、行くぞ」