いっそ心の中すべてをうち明けたい
どんなに醜くてもどんなに乱れていても構わないから
それで独りになっても良いから
そのすべてを
でも過ぎた時は戻らなくて
言葉は紡げなくて
紡げた言葉は嘘ばかりで
ただ月明かりに透かされる
指も透けて夜空を映した
うち明けたくても中身はからっぽ
すべては偽り
流れるのは涙
久しぶりにぶちかましてみる。 ヒトがヒトである限りはわかりあえることなんてあり得ない。 でも誰かにすべてをうち明けたい、そう思うことがたまにあった。 今でもたまにある、だけどそうはしない。