かすれていく意識
沈んでいく心
今・・・見えているのは夢かな
思い出なのかな
何も感じられない
でも
わたしは墜ちているんだよね
どんなはやさかも感じられないけれど
まだ飛べるかもしれないけれど
ただ墜ちているんだよね
だけどまだ翼は
緋色に染まっても
まだあるんだよね
羽ばたく力が無くても
風を掴めるよね
ううん、掴むよ
掴んでみせるよ、絶対
もう一度舞おう
この果てしなく広がる青空を
目を開いたとき草の葉がはっきり見えた
それも一瞬で遠のいていく
風に乗って君をさがそう
何処までも
『墜落』とセットの詩です。 せめてヒトの心くらいは空を舞えるぐらい自由であって欲しいです。 実在しなくても良い、ただ希望という翼を。