[[設定資料]] * アルファ星系第4惑星防衛構想について [#kfcde300] AD2085に宇宙望遠鏡群が小天体群を確認、AD2100に第4惑星の公転軌道上を通過するとの予測を受けて、立ち上がった防衛構想らしい。 衛星軌道上に展開する有人防衛隊と、大気圏内を巡回する無人航空機群が連携し、惑星全域を防衛する。 有人防衛隊((通称・ディフェンダー))は軌道エレベータの防衛を主任務としていたが、この件を受けて権限と装備の強化が行われたそうな。 4基しかなかった衛星軌道基地を16基に増やして、機体も機動性や攻撃力を強化。((地球側からは「苦情」が来たらしい。この地球人、やる気満々である。)) 新造の無人航空機群((大気圏内自動防衛システム、Unmand Air Defense Systemとも))は過去に開発を凍結した無人機がベースで急ピッチで進められたらしい。 どうやら、このベースになった無人機、暴走する事故があって搭乗していたパイロットが死亡した曰く付きの代物。 当然、ベースにするには反発があったらしいんだけど、再度事故調査をして破壊工作があったとわかって解決したそうだ。 AD2094の試験飛行を経て、AD2099に制式配備。 政府の公表する資料だと、無停止、任務達成率100%とすごい数字になってるんだけど、何処まで本当なんだ? 幾ら何でもうさんくさい。 このディフェンダーとUADSの棲み分けは完璧ではなくて、UADSが衛星軌道上の防衛支援も行うそうだ。 それなら、UADSに任せてディフェンダーは無くせば良いと思う。 追記:ディフェンダーの存続はUADSのAIが提案し、人間が支持しているらしい。自分たちの住むところは自分たちで守りたい、と言うことか。 まとめると衛星軌道上の有人防衛隊と大気圏内の無人防衛機構による二重防衛構想ってことだ。 ――ブログ「駄学生日記」より抜粋