Feathery Instrument

Fine Lagusaz

夏と秋の間

アスファルトに熱せられた風に吹かれ

無慈悲な光に灼かれ

淘られ続ける一人の蜃気楼

光の向こうは高く澄んだ青空

伸ばせば届きそうな空は消え

今は怖いくらいの青空が広がる

その青に魅入られた蜃気楼がまたひとつ

凍てつくような青の空に消えた

コメント

この移り変わりの間は不思議な感じがあるので一つ。 気温は夏なのに空は高くなって秋の気配が……。 2003年は特に変なのでそう感じるのでしょうけど。

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