恒星間移民船グングニル

核融合炉を搭載した全長100kmの大型宇宙船。
搭乗員は12880人、作業補助・戦闘用アンドロイド5000体。
船内は司令区画、居住区画、研究区画、工業区画、機関区画の五つにわかれている。
常時船体は回転しており1Gの重力が発生しているため、地上と変わらない生活が可能。
テラフォーミングが完了した後は宇宙港としての役目を果たしている。

船体構造

船体の中心には先頭から最後尾まで貫くコアシャフトが走っている。
このシャフトは中空になっており、輸送路として重要な役割を果たす。
シャフトの周囲に各区画がある。
バームクーヘンを想像するとわかりやすい。
先頭から司令区画、居住区画、研究区画、工業区画、機関区画になっている。
司令区画は全体で最も小さい区画で、グングニルの政治と船体制御の中心。
居住区画は船体でもっとも大きな区画、人々が生活する場所。
研究区画は船体で2番目に大きな区画、新しい資源の調査からアンドロイドなどの開発まで行っている。
工業区画は船体で3番目に大きな区画で、機械から食品まで船内で必要なものを作っている。
機関区画は4番目に大きな区画で、船の推進器やメインの発電機がある。

メモ

政治

人員が少ないので政治の大半はAIが行っていた。
AIが出した案を人間やアンドロイドが評価し、それを受けてAIが修正するを繰り返し、最終的に実行する形。
実行後、さらに評価する。

軍部

FS戦の指揮は新設された軍部が執った。
想定外の要素であるFSとの戦いは船内に混乱を起こし、軍部はその混乱を使ってできた。
反発はあったが力でねじ伏せていた。
グングニル内部でのFS戦では、戦闘用アンドロイドを統括していたAIがダウンするなどの失態が重なり、組織力は衰退し、最終的には解体された。

そのほか

  • 船内の人口が常に12000人前後だったので、様々なことがオートメーション化されている。
  • 一部の乗員は冷凍睡眠。
  • 鉱物資源などは小惑星から手に入れていた。