[[PSO2]]

マルカに誘われて森の自由探索に出かける。声をかけたらアンゼルムも即答してきたので3人で。

最深部を目指そうか、などと話しているとロックベアが乱入してきた。それを倒すと今度はダーク・ラグネが現れる。これも手早く片付けると、再びダーク・ラグネ。

先ほど倒したダーク・ラグネの仇討ちと言わんばかりの猛攻。一撃が非常に重たいが当たらなければどうにでもなる。岩陰などに隠れながら射撃を繰り返す。二人ともそれぞれの立ち位置から攻撃していた。皆、よく動く。

仇討ちにやってきたダーク・ラグネを倒したあとは、特にこれといった何かが来るわけでもなく、何の苦もなく最深部にたどり着いた。例によって現れたロックベアをデザートのように平らげてミッションクリア。

ここで一つ、問題が起きた。

マルカが体力を使い切ったらしく、その場で眠ってしまったのだ。アンゼルムが覗きこむような姿勢で名前を呼ぶが起きる気配がない。十秒ほど試してから「起きねぇな」と一言。

「背負ってテレポーターまで向かいましょ」

と提案すると彼は無言のまま、マルカを背負う。

「慣れてるね」というと「そうかぁ?」と疑問形で返って来た。彼自身はそれができるのがさも当然だと言わんばかりだ。何度か介抱の経験がありそうに見える。こういう時の彼はとても頼もしい。

「マル坊、マル坊……?」

揺すりながら彼は再びマルカに声をかけるがやはり起きそうにない。

「テレポーターまでの辛抱だから頑張って」~
「敵は任せたぜ」~
「はいはい、任せておいて」~

テレポーターはすぐそこだった。

見慣れた光の輪に入って、もう少しだけこの時間が続けばいいのに。そんなことを思った。
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